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8月16日(月)
2回戦突破 
2回戦でオランダのへイスターと対戦。過去の対戦成績は1勝1敗である。試合が始まり、相手はオリンピックの初戦と言うことで緊張が見られる。出足を7−3とリードをして、そのまま1セット目を取ることができた。1セット目の感じとしては、やはり7月に変えた「フェイントロングV」は、以前使っていた「フェイントロングU」よりもカットが切れるので、ヘイスターはなかなか強打をすることができない。何本もネットにひっかかることがあった。2セット目以降も切れたカットを中心に相手を揺さぶって、4対0の完璧な勝ち方をすることができた。シード選手を破るのは、とても気持ちがいい。明日の対戦は柳承敏(韓国)である。世界ランキングを3位まで上げてきている上り坂の選手だが、思い切ってプレーをしたいと思う。
8月17日(火) 柳に敗れる 
3回戦で第3シードの柳承敏(韓国)に0対4のストレート負け。これで、4回目のオリンピックは終わった。結果には満足していないが、自分が日の丸をつけて最後まで諦めずにプレーをすることができたは満足をしている。自分は、一人でここまで来ることが出来なかったし、自分を応援して下さった方々に本当に感謝をしています。
8月18日(水) 応援
今日は、女子のシングル4回戦と男子ダブルスの3回戦を応援した。女子は、ベスト8を賭けて梅村、藤沼、福原が出場をしたが、それぞれ接戦で敗れてしまった。男子ダブルスの田崎・鬼頭組もカラカセビッチ・グルイッチ(セルビアモンテネグロ)に惜敗をした。本当に今日は、それぞれのセットが接戦で、接戦をものにできなかった不運もあったように見える。これで、日本チームの戦いは終わってしまった。客観的に見れば、女子は梅村は力はあるし、藤沼、福原は若くこれからもっと上に行くだろう。そして、オリンピックに出場をしていない平野(ミキハウス)や藤井(淑徳大学)のようにこれから強くなりそうな選手がいるので、次の2008年の北京大会では、今回以上に期待が持てると思う。男子の場合は、まだ若手が育っていなく2008年も苦しい戦いになると思うが、若手の伸びに期待したい。
8月20日(木) ワルドナーがボルを破る 
ベスト8決定。一昨日馬琳(中国)を破ったワルドナー(スウェーデン)は、ボル(ドイツ)と対戦をした。この日は、昨日の勝利を嗅ぎつけて、スウェーデンのTシャツを着た大応援団が来ていた。試合の方は、昨日と同様にワルドナーペースで試合が進み、ワルドナーが1セット目を先取。2セット目は逆にボルが出足からリードを奪い10−5とリード。しかし、ここからワルドナーがジリジリと追い上げて逆転勝ちを収め、2対0とリードをした。結局、この2セット目をワルドナーが取ったことが大きく4対1でワルドナーがボルを下し、準決勝に進出をした。今回のワルドナーの前では下馬評は通用しない。彼の持っている技術が世界一だということを改めて証明した。技の引き出しが本当に多い。これで、優勝候補の2人を下した。もしかしたら、ワルドナーが金メダル?という可能性も出てきた。
8月23日(日) 柳承敏が優勝 
男子シングルスの決勝、柳承敏(韓国)対王浩(中国)の対戦となった。対戦成績は王浩が大きく勝ち越しをしていて有利に思えたが、1セット目の戦いを見てその評価はなくなった。柳は、誰もが嫌がる王の裏面ドライブをフォアで回り込んで攻め続け、一方的な展開で1セット目を取った。王はプレッシャーのためか、動きに精彩がない。2セット目以降もフォアで動き回って攻め続ける柳に対して、相手のミス待ちでポイントをしている王は苦しい展開である。試合の主導権は、終始柳が持ち続けて、4対2で王を下して金メダルを獲得した。柳は大会3ヶ月前から調子を上げて、世界ランキングを3位まで上げてのオリンピック参加であったが、優勝候補の筆頭ではなかった。しかし、若い選手は日に日に強くなっていく。彼は、その象徴だと思う。16年前に10代で優勝をした劉南奎(韓国)のように.....。
8月25日(月) 帰国 
午後の飛行機に乗ってフランクフルト経由で日本に帰国をした。日本に到着をするとたくさんの報道陣がいて、記者会見をすることとなった。これも福原愛の力が大きい。卓球が注目をされることはいいことだと思う。成田に着いて、そのまま大阪に飛んだ。伊丹に着いて、大阪で行われている「東アジアホープス」のパーティーに出て欲しいと組織委員会の方から連絡が入ったので、そのままパーティーに参加をすることとなった。この日は、家に帰らずにホテルに泊まることとなった。 |